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基本情報
質量式配合装置 JCW2-iは、マツイが開発したセルフコントロール機能iplasを搭載しお客様の使用状況を連続的にモニタリング、最も省エネルギー・省資源な運転モードに自動的にコントロールされます。 フル生産時、少量生産時や一時停止時など使用状況にあわせて装置を制御することで、従来機と比較して大幅な省エネルギー、省資源を実現することができます。
計量点数 :2〜4点 最大軽量能力:〜140kg/h
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質量加算式配合装置
それぞれの供給機を順番に動作させて材料をホッパに供給し、上部ロードセル(ハカリ)にて重量を管理して計量する方式です。 計量した材料は、気流式混合または機械式混合で材料を混ぜて成形機に投入します。

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特長
対話式コントローラー
0.1g単位の計算と表記が可能です。 対話式設定で、誰でも簡単に操作可能です。 配合装置が常に最高の性能を出せるように自動制御されています。使用材料が変わっても、装置が新しい材料の特徴にあった最適な計量条件を自動的に見つけ運転します。

材料ロス削減方法の特長
成形終了や材料替えの直前も計量ホッパ、チャージホッパ、成形機上ホッパに配合済み材料をフルチャージしていると、多品種・少ロットのような材料替えが多い時は配合済み材料をたくさん廃棄していました。

JCW2-iでは「供給最適化ソフト」「終了予告信号」により材料ロスを削減します。」
【供給最適化ソフト】
□成形機の処理能力と配合装置の計量能力を比較します。 □計量能力が過剰な場合、計量能力を適正値まで下げます。 □チャージホッパが要求信号を出力したあと、計量ホッパで計量を開始します。 (計量ホッパ待機なしモードを選択した場合です。)
【終了予告信号】
①残りショット数を設定します。 ②設定した残りショット数から必要量を計算します。 ③計量ホッパ、チャージホッパ、成形機上ホッパの待機量を計算します。 ④必要量から待機量を引き、残り計量回数を計算します。 ⑤残り計量回数分の計量が終了した後、計量動作を停止します。

供給方法の特長
従来は落差量の初期設定が適正値でなかった材料替えを行なった。このようなときに落差量を変更しないでいると、落差量の誤差が、計量値のばらつきになっていました。

JCW2-iでは「3段供給」により、短時間で高精度の供給を実現しました。 高速計量が可能となり、精度を維持したまま従来の2段供給と比較して短時間供給できます。 また、バッチ量を少なくできたことでコンパクト化を実現しました。 独自の制御システムの導入により、機械が考える供給を実現しました。 原料が変わり材料特性が変わると、 JCW2-iがその材料に合わせて、最適な計量供給を行います。そのため、面倒な計量チェックも不要です。

混合方式の特長
名前 | 混合方式 | 特長① | 特長② |
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APH | 分離式 成形機上混合 | 計量部と混合部を分離したタイプです。 計量した材料を成形機上で混合する為、輸送による混合材の分離が防止できます。 | 【気流混合】 混合部には気流の力を利用したAPHを採用し、材料に含まれる粉を除去する機能を併せ持っています。 |
JB | 一体式 混合機一体 | 計量部と混合部が一体式となったタイプです。 そのためシステム構成がシンプルで成形機上の機器をコンパクトにできメンテナンス性も良好です。 | 【臨界回転数混合】 臨界回転で適切な混合を実現しました。なぜ臨界回転数での混合が良いのかは、攪拌速度が速すぎると原料が流動せず混合が不十分になってしまいます。 原料の重力に近い遠心力で攪拌できる条件で混合することが、適切な混合状態を得ることになります。 |
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混合機選定方法
下記情報を用意すると適切な設備選定に向け、スムーズな打ち合わせが可能です。
【必要情報】 □1時間あたりの樹脂仕様量 □配合樹脂 □配合数【(例)3種…主材、MB、粉砕材】 □配合比率 □輸送距離【(例)混合機と成形機ホッパ口までの距離】
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仕様
