取出機：FRAシリーズ

「プラスチック射出成形の将来を見据えたロボットを作りたい」をコンセプトに開発されたユーシン精機のハイエンド型取出ロボット。

対象成形機：50t〜600t
使用可能補助金：ものづくり補助金 etc（情報収集中）

①安全回路
安全回路を二重化することにより、一つの安全回路で不具合が発生した場合も機能損失しません。

②安全速度監視
ティーチング中のロボット動作が安全速度を超えることがなく、安全に安心して作業可能です。

③国際安全規格対応
安全規格EN ISO 12100、EN 60204、EN ISO 10218に対応し、安全カテゴリー3に属します。
CE、GB、KCsと行った各国基準にも対応。

①アクティブ振動制御
高速で取出しミスのない成形が実現可能です。
特に、重いアタッチメントヘッドや取出しアームの延長を行なった場合の振動収束までの待機時間の増加を防ぎサイクルタイムを大幅に削減します。

②アークモーションコントロール
曲線動作で軸移動時間の”なめらか高速”。
従来の直行型ロボットにない動きを実現。
振動を増やすことなくサイクルタイムの削減に貢献。

③アダプティブモーションコントロール
ゲートカットやインサート、開放位置など様々な場面、ストロークの変化に最適な制御を自動で選択します。
結果、あらゆる場面でのスムーズで、成形品にとって快適な動作を繰り返します。

④ジャークフィルタ搭載
急激な減速をなめらかにし、振動を抑制することができます。
自動車の停止の直前にブレーキの踏み込みの強さを緩めることにより、停止時の衝撃を低減できる原理と同じです。

①IoTサービス”INTU　LINE”
FRAを導入いただいたその日からすぐに利用でき、提供されるアプリは直感的に簡単に使用することができます。

②生産モニタリング
スマートフォンやパソコンから時間と場所を選ばない手軽さで、生産数、稼働率、稼働状況、サイクルタイム、エラー数、チョコ停数と生産現場の画像を表示します。
これまで把握が難しかったチョコ停の頻度や時間など成形現場の見える化を実現。

③トラブルシューティング
トラブル時にIoTシステムを通じて、お客様のエラー情報をユーシン精機と共有し、これまでお客様に状況を説明頂いていた手間を削減し、ユーシン精機サービス担当が現場にいる感覚でトラブル解決のお手伝いを行います。

①3D最適設計引抜フレーム
最適設計技術により、従来機種の繰返し精度はそのままに軽量化による高速動作が可能となりました。

②軽量ボディ
最適設計を駆使することにより、FRAは可動部の質量を従来機種と比較して、16%削減。
それにより、従来に比べ生産サイクルタイムは最大10%、取出時間は最大29%短縮可能です。

①ロボット言語搭載
リードスルーティーチング、フレキシブルティーチングに加え、海外で要望が多かったロボット言語を標準搭載。

②後工程連動
DeviceNet、EtherCAT、EtherNet/IPなどの汎用通信による後工程制御が可能です。
成形後の検査や組み付けなどお客様の商品付加価値アップに貢献できます。
PNP／NPN切り替えにも対応済みのため、欧米周辺機器メーカとの接続も容易です。

③フレキシブルティーチング
お客様自身のパソコンで動作プログラムの作成や高度な変更（インターロック・エラー処理の設定など）までがプログラミング不要のフローチャートだけで簡単に行えます。

〜自動化・効率UP〜

①最大50%薄型化
構造を大きく見直し、最大約50%の薄型化を実現

②簡単調整
アンダーカット取出、固定側取出など、コントローラによるティーチングのみで複雑な動作に対応できます。

③自在操作
取出ロボット本体と合わせ最大8軸制御（取出ロボット5軸+姿勢制御機構3軸）となり、多関節ロボット並の自在動作で、後工程機との連動が容易になります。

④豊富なラインナップ
サーボモータ駆動
3軸：水平旋回+反転+垂直旋回
2軸：水平旋回+反転、垂直旋回+反転
1軸：水平旋回+エア駆動反転、反転